未成年が携帯回線を契約するときの注意点

以前に「スマホ電話SIM フリーData」店頭パッケージ購入・即MNPという記事を書きましたが、日本通信は20歳未満の契約はできません。

しかし、家族間であれば他社への転入時に名義変更することが可能です！

例えば、

• 進学などを期に新たに携帯を契約したいが定価でスマートフォンを買うのは高い
• 学割やU25割などの各種施策があるので利用したい
• 大学などに進学して親元から離れて生活してるので自分名義で携帯を契約したい
• 同時に複数台契約すると割引額が増額になる

という様々な理由で自分名義の回線なおかつMNP弾が必要になるパターンがあります。

今回は日本通信からauへMNPする場合を例として挙げていますが、下記に記載したMNP時の名義変更や未成年による携帯電話の新規契約時の注意点は他の携帯会社でもほぼ同じ内容です。（規約変更などで細かい点は少し違ってくる可能性があるので各携帯会社のHPやサポートセンターなどへ確認するのが望ましいです。）

大体の流れとしては、

「20歳以上の家族名義でスマホ電話SIMを契約」→「未成年名義で各携帯会社にMNPで転入」

という至ってシンプルな流れですが、さまざまな書類が必要になります。

親権者同伴で来店するのが原則ですが 、親元を離れている・親権者の都合により同伴での来店が困難な場合は未成年者のみの来店による契約ができます。
ここでは、日本通信からauに「MNP元の名義の本人が来店せずに未成年が名義変更を伴うMNP転入をする」という非常に厄介な契約をご紹介します。書類不備には気をつけてください。
※必要書類は円滑に契約を進めるために事前に販売店に問い合わせることが望ましいです。

必要な書類は

• 「親権者同意書」
• 「親権者同意書に記載した親権者の本人確認書類」
• 「お手続き方法のご案内のサイト内にある委任状」
• 「MNP元名義人の本人確認書類」
• 「契約者本人の本人確認書類(未成年)」

の4つないしは5つになります。非常に多いですね。

※何度も書きますが、ケースバイケースによるので必要書類がわからない時には販売店に問い合わせましょう。

また必ずしも必要でありませんが、18歳未満が契約する場合フィルタリングがかかるので解除したいのであれば

「安心アクセスサービスのサイト内にある「フィルタリングサービスを利用しない旨の申出書」
（契約名義人が18歳未満・契約名義人が成年だが、利用者登録の名義人が18歳未満の場合必要）

も必要になってきます。

※兵庫県と石川県は県の条例により各携帯会社の様式のフィルタリング不要申出書ではなく、その地域で定められた様式をの書類を提出することになっているので携帯ショップや家電量販店で用紙をもらう必要があります。

また、住所や苗字が異なる家族間の場合や、購入する店舗によって若干必要な書類が異なったりするので詳しくはその店舗にご確認ください。

各書類に必要事項を記入し、契約時に持っていけば問題無いです。

わかりにくい書類の例として、フィルタリングの申出書の不要理由の所は「3」
委任状はその他を選び、その旨を記入すれば大丈夫です。
また、au通信サービス契約申込書にご丁寧にMNP手続欄というところがあるので、そこにMNP元名義の名前と生年月日、MNP予約番号を記入してください。

参考程度にdocomoに名義変更を伴うMNP転入をする場合は、代理店の方に元名義人の名前と生年月日を伝え左下の備考欄に書いてもらうパターンが多いと思います。
本人来店でない場合、代理店によっては委任状を必要とされる場合もあります。

ここに書かれている数値や内容は、私自身の経験を元に書いています。

これから携帯をご購入される方などの参考になればと思っています。

また、この記事によるいかなる損害の責任は負いかねます。