ネットワーク利用制限 判定更新方法まとめ
身も心も財布も震え上がる日々が続いているようですが、いかがお過ごしでしょうか。
懐が寂しくなると、不要端末を売却するという方も多いかと思います。そんなときに気になるあの表示のお話です。
近年、盗難や詐欺などによって不正入手された携帯電話について、ネットワークに接続できなくすることによって犯罪利用を防止する取り組みが行われています。
手持ちの端末が、このようなネットワーク利用制限の対象かどうかは、各社の専用サイトにて確認することができるようになっています。
このような制限対象となった端末のことは、俗に赤ロム呼ばれているようです。
オークションや中古市場で入手した端末が、赤ロムだった場合、SIMカードを挿しても、ネットワークに接続して利用することはできません。このため、買取業者を中心に、ネットワーク利用制限の判定が問題ない「○」であることを求めるケースが大半となってきています。
最近では不正防止のため、一括購入の場合でも初期状態では分割支払中を示す「△」となっている場合が多いです。
このような場合、判定が「○」であることを求める買取店では取り扱ってくれませんので、判定を変更する必要があります。
以下では、各社ごとに判定確認や、判定更新の方法をまとめていきます。
docomo
docomoでは、以下のページにてネットワーク利用制限の状態確認が可能です。
ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
状態確認のためには、端末製造番号(IMEI)が必要になります。多くの場合、外箱に記載があります。
こちらで判定が「○」であれば特に問題はありません。
もし、一括購入にもかかわらず「△」判定であった場合、電話窓口に問い合わせることで更新が可能です。
03-5954-2074
コールセンターは人数が限られているためか、つながりにくくなっています。また、有料番号となっていますので、カケホーダイなどの定額プランに加入した電話を使用したほうがいいかもしれません。
必要な情報は、①契約者名、②製造番号、③契約電話番号など契約情報となっています。基本的には151に準じていると考えていいと思います。
なお、複数台ある場合はその旨を伝えたほうがスムーズです。
電話後、30分ほどで判定情報が更新されます。確認ページを見て「○」になっていれば終了です。
au
auでは、以下のページでネットワーク利用制限の状態確認が可能です。
ネットワーク利用制限携帯電話機照会
auでは、一括購入であれば基本的にすぐに○となるようです。
分割完済時などタイムラグが生じる場合もあるようなので、余裕をもって確認したほうがよさそうです。
SoftBank/Y!mobile
SoftBank/Y!mobileでは、以下のページでネットワーク利用制限の状態確認が可能です。
ネットワーク利用制限 携帯電話機の確認
SoftBankの場合、あんしん保証に加入している場合、一括購入であっても△判定となるようです。
この場合、あんしん保証を解約することにより、判定を更新することができます。
こちらも更新までタイムラグがある場合こともあるようなので、余裕を持って確認したほうがよさそうです。
ネットワーク利用制限の判定は、買取可否に直結する要素となりますので、しっかり確認したほうがよさそうです。
なお、掲載の情報は執筆時点のものとなっています。状況は刻々と変化しますので、あくまで参考程度にご活用ください。
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