行政指導のドコモ 7/2までの契約者の無償解約を受け入れへ
関東地方を中心に梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番といった今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こちらでは波乱の展開となっているようです。
「確認措置(8日以内キャンセル)」について
平素は、NTTドコモの商品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
2017年6月28日(水曜)に総務省から行政指導を受け、電気通信事業法における「確認措置」に関して受付の改善を求められました。
昨年5月の改正電気通信事業法施行以降[2016年5月18日(水曜)から2017年7月2日(日曜)]に、対象のお手続きを行われたお客さまで、「当社にお届けいただいている住所の電波状況が不十分」、「お手続き内容に関する説明が不十分」、「契約書面が不交付」であった場合は、お手続きされた店舗へご申告願います。改めて、「確認措置(8日以内キャンセル)」を受付いたします。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/170714_00.html
5月より施行された、消費者保護の内容を盛り込んだ「電気通信事業法」では、「確認措置」と呼ばれる8日間の無償解約期間が定められています。
これは、契約後、電波のつながりが悪かった場合や、契約説明が不十分だった場合に、違約金なしで解約できる制度です。
この制度の導入により、携帯各社では契約時や各種手続き時に、契約者に8日間の無償解約期間が存在することを告知するよう、周知徹底をしていました。
ドコモでは、客側がこの制度について指摘しなければ、制度を適用しない内規を作っていたとされ、特に悪質と指摘され行政指導を受けるに至っていました。
今回、確認措置の周知が不十分だった5/18~7/2の間の契約者に対し、確認措置に基づく無償解約を受け入れることになったようです。
この措置で解約する場合、違約金は免除となりますが、実際に使用した期間の利用料は請求されることとなります。また、契約した端末の返却が必要となります。
一部の代理店による、詐欺まがいの抱き合わせ商法など、消費者利益に反した販売手法に批判の声もあった携帯業界ですが、引き締めの第一歩となるのでしょうか。
販売現場の混乱はしばらく続きそうです。
関連記事
-
-
【関西】1月最終特価情報ドコモ au Softbank
寒さが厳しくなって雪が舞っている中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 月末でしたの …
-
-
3月週末特価情報(3/7・8)
寒かった2月もおわり、実りの季節3月となりました。これまで寝かせてきた回線を、今 …
-
-
総務省 MNP一括特価規制へ 来春商戦から
12月となり年末年始商戦に期待が膨らむ今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか …
-
-
2016年の各社学割発表 ボーナスパケットに注力
冬まっただ中ということで、厳しい寒さが続く今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょう …
-
-
ダブル定額復活へ au新料金プラン「auピタットプラン」「auフラットプラン」提供開始 7/14から
九州では豪雨に見舞われた地域もあったようです。お見舞い申し上げます。 さて、雨風 …
-
-
総務省、即日SIMロック解除を含む ガイドライン改正を公表 2月より施行へ
新年明けましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いします。 さて、携帯業 …
-
-
iPhone 6S/6S Plus キャリア版価格発表 docomoは全モデル10万円以内
発表から数日、すっかり新機種への期待で持ちきりになっている携帯界隈ですが、皆様い …
-
-
総務省 携帯料金の追加値下げを要求へ 各社決算好調を受け
南方では梅雨入りが発表されるなど、夏が一歩ずつ近づく今日この頃。みなさまいかがお …
-
-
総務省 キャリア3社に行政指導 値引きクーポンの送付が問題視
台風が過ぎ去り、ようやく秋の気配が感じられる今日この頃。みなさまいかがお過ごしで …
-
-
iPhone買い取り相場下落 月末特価で在庫流入か
10月らしからぬ暑さや台風に見舞われるなど、まだまだ残暑といった今日この頃。皆様 …